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「愛・蔵太」騒動?から考えた311以降のわたし(2011/11/17 加筆修正)


■[Twitter]Twitter(別名デマッター)でネットジャーナリストを釣る方法(フリージャーナリスト)2011-11-15

ネット上には「愛・蔵太」氏への批判は多くあって、確かにイヤラシイし好きやり方ではないけれど、主にツイッターという色々と曖昧な媒体の情報に一喜一憂する私自身への戒めとしても。
放射能が悪いもので危機感を持つのはみんな当たり前だけど、ツイッター有名人のRTを眺めてそれを鵜呑みにしているのはやっぱり違うなと。
氏が皮肉っているそういったツイッター有名人(ジャーナリストとか)も、別にデマを流そうとやっているわけでは絶対にないという確信はあるけど、ネット上での氏への批判や反論に「自分たち(彼ら彼女ら)は善い事(放射能の危険性を訴える、などなど)をしているのに、揚げ足を取って喜ぶ性根の腐ったヤツがいる」などという考え方があるのに違和感を感じた。

「愛・蔵太」氏の本心なんてそりゃあ知り得ないけど、氏が指摘したり皮肉ったりしていることはそれなりに筋が通っているように思っている、今は。氏が放射能の影響について軽視しているという批判なら分かるけど、だた自分たちのプライドを傷つけられかたら怒っているように見えちゃったのよね。

医学からも科学からも証明されていることだし、「ある病気が放射能のせいかもしれない」というのは本当にそうである場合があるというのも勿論そう。「今すぐ健康に影響があるわけではない」とか「直接影響があるかは断言できない」とか「広域かつ長期の経過観察と適正な比較が必要」とか、「わからない」とか、そりゃあそうでしょうよ。でも放射能は悪いなんて今や幼稚園あがらないようなこどもだって知っていてもおかしくない時代です。10年後でも20年後でも健康被害を訴える人が出てくるというのも目に見えているはず。

なんだか着地点を見失ってしまったけど最近ぞっとするのは、地震、津波、原発事故、放射能汚染といろいろあって、それが風化していって興味関心が薄れていって前ほど騒がなくなるのは、短いながら今まで生きてきた経験上理解できる(それもどうかと思う)けど、それに伴って既に放射能がある生活に順応していっているような、どう考えてもおかしい事態なのに、「おかしい」と言い、思っているのかも知れないけど、無意識?のうちに「なんとかなる」とか「関係ない」とか思わせてしまうようなこの国の現状、雰囲気。身近なところの「波風を立てない」が国全体を支配しているようなそんな現状、雰囲気。「無関心」。こういうのはよく言う「国民性」というやつで語れることなのかしら、わからないけど。

国・政府、お上は悪い。取り立て今回の震災関連のことだけではない。
本当のことは隠し、自分たちの保身のことばかり。
でもそれも納得する。それはお上もそんな日本人だから。
どうしたらいいのかしらねほんと。


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